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Covia版Froyoのインストール

  1. Covia版2.2ファームウェアのアーカイブ(要登録)を展開してSDカードのルートに置く。
  2. [[ここ>]]の手順に従ってファームウェアをSmartQ5の内蔵flashにインストールする。

rooting

  1. z4root(注:リンク先は執筆時点での最新版)をダウンロードしておく。
  2. デバッグモードにする。
  3. Covia Settings > USB Setting > ADB mode を選択。
  4. z4rootを母艦からadb installする。
  5. アプリケーションドロワからz4rootを起動。
  6. rootを選択するとrootingが始まる。

しばらくすると自動的に再起動されるが、 再起動後にadb shellしてみるとプロンプトが # になっており、

  • SuperUser.apkが/system/appに、
  • busyboxが/system/sbinに、
  • suが/system/binに、

インストールされている。

マーケットのインストール

cndduでぐぐるとaPad IMX515という中華タブレットにマーケットをインストールする手順(元々は中国語)の英訳が出てくる。英訳サイトは2つあるが、インストールするモノのソースへのリンクがあるのはslatedroidの方だけ。

では手順。これは上記のサイトからの孫引きと意訳による。

  1. padbbsのこのページのスクリーンショットの下にapk.zipへのリンクがあるのでダウンロードしておく。
  2. apk.zipを母艦のどこかに展開して後のadb pushに備える。
  3. SmartQ5をADBかつデバッグモードにして母艦と接続。
  4. /systemをrwモードでリマウント
     adb shell mount -o rw,remount /dev/block/mmcblk0p1 /system
  5. apk.zipに含まれるファイルを次のとおりadb pushする(後述但し書きに注意!)。
    ファイル名push先ディレクトリ
    *.apk/system/app
    *.xml/system/etc/permissions
    但し、push先にすでに同名のファイルがある場合には、次のいずれかの対応を推奨。
    • 既存のファイルを退避してからpushする。
    • 既存のファイルを残す(pushしない)。

      どちらの対応が優れているかについては未検証(どちらでも動作はするようだ)。

  6. pushしたファイルのユーザ:グループとパーミッションを周りのファイルに揃える。 例えば周りのファイルがsystem:systemで777になっていたら、pushしたファイルもそうする。この例のとおりに変更するには次のコマンドを使う。
    • ユーザの変更には adb shell chown 1000 ファイル名 を使う。
    • グループの変更には adb shell busybox chgrp 1000 ファイル名 を使う。
    • パーミッションの変更には adb shell chmod 777 ファイル名 を使う。
  7. SmartQ5を再起動する。
  8. アプリケーションドロワに「マーケット」がみえているはずなので、 それをタップしてマーケットへのログインを行う。
  9. マーケットからのダウンロードに失敗する場合には、次を実行し、
     adb shell mkdir /data/cache
     adb shell chmod 770 /data/cache
     adb shell chown 1000 /data/cache
     adb shell busybox chgrp 2001 /data/cache
     adb shell rm -r /cache
     adb shell ln -s /data/cache /cache
    さらに、/system/etc/init.smdk6410.shの冒頭(#!行の後)に、
     rm -r /cache
     ln -s /data/cache /cache
    の2行を追加。※ファイルをエディットするにはadb pullとadb pushを使うのが常道。pushするとファイルのユーザ・グループとパーミッションが変わるので、そのつどchown, chgrp, chmodを忘れないように。また/systemのリマウントをしないとpushできないことにも留意せよ。
  10. SmartQ5を再起動する。

細かい設定

  • DHCPによるアドレス取得では、DNSサーバアドレスの取得がうまくいかないことがあるようだ。その場合は静的アドレスの使用によって対処すること。
  • ブラウザは、デフォルトになっているページ(www.google.com)を表示すると落ちるので、読み込みを途中で止めてホームページの設定を変更しておく。
  • デフォルトで起動されているtelnetdはセキュリティ上の懸念となるので 次の手順で止めておく。

    /system/etc/init.smdk6410.shの中ほどの

     telnetd -l /system/sbin/ash

    をコメントアウト

     #telnetd -l /system/sbin/ash
  • 次の手順でswapを有効にすることができる。

    /system/etc/init.smdk6410.shの中ほどの

     #mkswap /dev/block/mmcblk0p3
     #swapon /dev/block/mmcblk0p3

    のコメントを外す。

     mkswap /dev/block/mmcblk0p3
     swapon /dev/block/mmcblk0p3
  • Internet-reachableな状態で、アプリケーションドロワからSuperUserアプリを起動すると、suのバージョンチェックを行い、古ければアップデートするよう促してくれるので一度起動しておくと良い。

(2011-01-31)

Tag: SmartQ 5 Covia 智器 Smart Devices Froyo root Android Android Market