ダウンロード
Xoom WiFi 32GB US版 の bootloader unlock をする
- 予めMotorolaのUSBドライバ
をインストールしておく
(au版の方はauからドライバが出ているのかな?)。
- xoomの電源を切る。
- voldownキーを押しながらpowerキーを押し続ける(ロゴが出たら放す)。
- fastbootモードになります。
- PCに接続し、PCから認識されていることを確認。
fastboot devices
何かデバイス名が表示されればおk。
- PCから
fastboot oem unlock
- xoomの画面に警告が出るので、volキーsとpowerキーを使って了解の旨を伝える
(細かい手順は忘れてしまいました…)。xoomが初期化されますので注意。
- 再起動する(自動的にだったかな?)。
以上。
ブートローダをアンロックしたことでfastbootコマンドを使ったいろいろな操作ができるようになっているはずです。PCで
fastboot
とだけ入力するとヘルプが出ます。
Xoom に ClockworkMod Recovery を導入する
ClockworkMod Recoveryの導入手順
- xoomをfastbootモードにする
(電源切ってvoldown+powerでもいいですし、
xoom起動中にadbデバッグonの状態で
adb reboot bootloader
でも可です)。
- ClockworkMod 4.0.0.4 for xoom
をリカバリパーティションに書き込む。
fastboot flash recovery recovery-clockwork-4.0.0.4-stingray.img
これだけです。
まだリブートはしないで次の手順へ。
(2011-10-30)
リカバリの起動手順(リカバリモードへの移行方法)
xoomではfastbootモードにメニューが無いので、fastboot(bootloader)モードから直接リカバリを起動することができません。そこで、
リカバリを起動するには次の2つの方法があります。
- xoomをブート後、"DUAL CORE TECHNOLOGY"のアイコンが表示されるまで待ってから
vol downキーを何度か押します。
すると画面左上にモード名(Android Recovery, RSD, Fastboot のいずれか)が
表示されますので、vol downキーを何回か押して
表示が --> Android Recovery になったところでvol upキーを押します。
するとリカバリが起動します。
- xoom起動中にadbデバッグonの状態で
adb reboot recovery
とします(adbが使えないとリカバリモードに入れないというのは文鎮化したときに心配ではありますが…)。
特定のStock ROMsでリカバリの復元を停止する
特定のStock ROMsでは、他の多くのAndroid Stock ROMsと同様、
ブート後に実行される/system/etc/install-recovery.shによって、
リカバリパーティションの内容がそのROMの想定する初期状態にリセットされます。
これはClockworkModのようなカスタムリカバリを使いたい場合には障害となります。
リカバリの復元が行われるROMと行われないROM
私の試した範囲では、次のStock ROMsでブート時のリカバリ復元が設定されていました。
- KDDI Japan build H6.4-15 (Android 3.1)
- Retail Europe build H.6.4-20 (Android 3.1)
- Retail Europe build H.6.6-23 (Android 3.2)
また、次のStock ROMsにはブート時のリカバリ復元は設定されていませんでした。
- US Retail build HTJ85B (Android 3.2)
- KDDI Japan build H.6.2-20.1300494243 (Android 3.0.1)
- Retail Europe build H.6.2-24 (Android 3.0.1)
ブート時のリカバリ復元を停止する
作業にはroot権限が必要です(未rootedの場合は
ClockworkModリカバリ起動中にadbアクセスするとroot権限で作業できる)。
xxx sedを使う方法を追記
xxx リカバリモードのadbに最適化して書きなおし
ここでは母艦PCでファイルを編集する方法をとります。
busyboxがすでにインストールされていれば、xoom上で編集することもできるでしょう。
- ファイルを取ってくる。
adb pull /system/etc/install-recovery.sh
- もとのパーミッションを確認しておく。
adb shell ls -l /system/etc/install-recovery.sh
私のこのときの環境ではパーミッション0544、オーナーroot:rootでした。
- ファイルを編集する。2行目にexit 0を挿入すればたぶんおkです。
私のこの時の環境での編集前後のdiffの結果を晒しておきます。
1a2,4
>
> exit 0
>
- /systemを書き込み可能にする。
adb shell su -c 'mount -o remount,rw /dev/block/platform/sdhci-tegra.3/by-name/system /system'
- 編集後のファイルを転送する。
adb push install-recovery.sh /data/local/tmp
- オリジナルのファイルをリネームする。
adb shell su -c 'mv /etc/install-recovery.sh /etc/install-recovery.sh.org'
- 転送したファイルを元の位置へ。
adb shell su -c 'cat /data/local/tmp/install-recovery.sh >/etc/install-recovery.sh'
- ファイルのパーミッションを元通りに
adb shell su -c 'chmod 544 /etc/install-recovery.sh'
busyboxなしでもできるように、手順がちょっと冗長になっています。
(2011-11-13)
Stock ROMのバックアップを取る
Stock ROMといってもリカバリだけは書き替わってしまっていますが…。
標準リカバリはOTAのときに必要になりますが、
それはMotorolaから提供されているstock ROMsから引っ張り出して代用するってことで…。
(2011-10-30)
xoomにおけるROMバックアップの注意点は、
userdataパーティション?を初期化すると内部ストレージ(/sdcard)も
初期化されるということです。
下記手順にあるように、ClockworkModによるバックアップ後には、
面倒でもバックアップイメージを外部SDカード(/sdcard-ext)へコピーしておきませう。
- リカバリを起動する。
- リカバリのメニューから backup/restore > backup を選ぶと
バックアップが始まる。
- 終わったらリカバリのメニューから reboot system now。
- /sdcard/clockworkmod/backup/の下の該当のディレクトリを/sdcard-ext/clockworkmod/backup/下へコピー。
OTA適用のためにリカバリをもとに戻す
OTA(Over The Air)アップデートを正常に適用するためには、
OTA適用に先立ってリカバリパーティションをClockworkModから標準のものへ
戻しておく必要があります。これをしておかないと、
OTA途中にリカバリ画面(ドロイド君と箱から矢印のアイコン)で処理が止まります
(その場合はpowerキー長押しでリブートできる)。
- 母艦PCで予め現在入っているROMのrecovery.imgファイルを用意しておく。
ROMのダウンロードについてはXoom/StockRomsを参照。
- リブートしながらvol downキーを長押ししてfastbootモードに入る。
- fastbootの疎通確認。
fastboot devices
見出しの下に英数字のデバイス名が確認できればおk。
- リカバリを書き込む。
fastboot flash recovery recovery.img
- リブート
fastboot reboot
OTAが終わると普通はrootがとれてない状態に戻っているので、
Xoom/Rootingの手順でroot再適用が必要。
そのためにはリカバリもClockworkModに戻す必要がある。
(2011-11-13)
Tag: Motorola xoom MZ604 ClockworkMod recovery stock ROM backup
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