wifiだけでなくUSB接続でもadbが使えるといざという時(例えばwifi関係の設定をいじってwifi接続ができなくなったとき)にも安心です。
SDK付属USBドライバのインストール
.infファイルの変更
インストールするには、SDK付属USBドライバの.infファイルを次のように書き換える必要があります。
ファイル android-sdk-windows\usb_driver\android_winusb.inf
[Google.NTx86]の項に次の3行を追加
;SmartQ5
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_DDDD
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_DDDD&MI_01
; で始まる行はコメントなので適当でかまいません。
太字斜体部分には、デバイスマネージャを使い、不明なデバイス > adb device の プロパティ > "詳細"タブ > ハードウェアID で表示された値を埋め込みます。
ハードウェアIDが表示されない場合(デバイスマネージャで adb device ではなくて unknown device となっている場合や、ハードウェアIDが USB\Unknown になっている場合などがある)は、一旦USBケーブルを抜いて挿し直すと認識される。
ドライバのインストール
- SmartQ5で 設定 > Covia Settings > Usb Setting > ADB Mode をします。
- 母艦とSmartQ5をUSBケーブルでつなぎます。
- ドライバをインストールする画面が出るので(出ない場合はデバイスマネージャで不明なデバイスの下に adb device があるのでそれの プロパティ > "ドライバ"タブ > ドライバの更新 を選んで)、コンピュータ上のファイルを使ってインストールすることを選ぶ。
- ファイルを探索するフォルダとして android-sdk-windows\usb_driver\ を指定する。
- あとは指示に従う。
インストールに成功すれば、デバイスマネージャの表示が、Android Phone > Android ADB Interface に変わっているはず。
USB経由のadb接続に必要なこと
- 設定 > アプリケーション > 開発 > USBデバッグ をチェック
- 設定 > Covia Settings > Usb Setting > ADB Mode
やっておいた方がよいこと
- 設定 > アプリケーション > 提供元不明のアプリ をチェック
- 設定 > アプリケーション > 開発 > スリープモードにしない をチェック
- Dev Tools > Development Settings > Wait for debugger をチェック ←これはいらないかも
オフラインになる場合
adb devices で、offline になってしまう場合は、
- 一旦USB接続を取り外す。取り外しの手順はこちら
- 設定 > Covia Settings > Usb Setting > ADB Mode
すでに選択されていても再度 ADB Mode を選択すること。
- 設定 > アプリケーション > 開発 > USBデバッグ のチェックを外し、再度チェックする。
- サーバをリスタート。
adb kill-server
adb start-server
- USB接続する
- 確認する
adb devices
List of devices attached
0123456789ABCDE device
offline になってしまうならもう一度 1. から繰り返す。
USBケーブルを取り外す場合
デバイスとして認識されていない場合は、何もせずに取り外して大丈夫です。
デバイスとして認識されている(「ハードウェアの安全な取り外し」に表示されている)場合は、
- adb kill-server をする。
- ハードウェアの安全な取り外し > Android ADB Interface を安全に取り外します をクリックする。
- 「安全に取り外すことができます」が表示されたらUSBケーブルを抜く。
とします。
参考ページ
Tag: SmartQ 5 Covia 智器 Smart Devices adb ドライバ Android Android SDK