対象
ここで述べるのは次のようなアプリをインストールする方法である。
- App Catalogで見えるが、インストールが拒否されるアプリ
- App Catalog では見えず Prewareなどで見えるが、インストールを試みると
App Catalog が呼び出され、インストールが拒否されるアプリ
- 有料のアプリは除く
ちなみに、このようなアプリのインストールを試みると、次のような一文:
This application cannot run on your current operating system. Use the Updates app to install the system update and try again.
が表示される場合と、「リージョンが違うのでインストールできない」旨のメッセージが表示される場合との2通りがある。
アプリの名称・ID・ベンダを調べる
- Prewareを起動し目的のアプリを見つける。
- アプリをタップしてアプリのページを開く。
- 表示されているアプリの名前は、そのままアプリの名称になる
- "ID"の項がアプリのIDになる
- "MAINTAINER"の項がそのまま(時には短縮して)アプリのベンダになることが多い
ダミーパッケージのインストール
- 母艦でpalm-dummy-packageスクリプトを次のように実行(Cygwin必要, .tgzは展開すること)。名称とベンダは空白文字などを含むことがあるので引用符でくくる。
palm-dummy-package '名称' ID 'ベンダ'
実行例:
palm-dummy-package TweeFree com.deliciousmorsel.tweefree "Delicious Morsel"
- ダミーパッケージが作られていることを示すメッセージが何行か表示された後に、
Install the package to webOS device:
Device is connected (with USB) [y/N/quit] ?
と表示されるので、PalmPreを母艦にUSBでつないで y を入力すると、
ダミーパッケージがPreにインストールされる。
パッケージのアップデート
- Preで App Catalog を起動し、右下の買物袋アイコンをタップ。
- My Applications 画面になる。目的のアプリのダミーパッケージ(バージョンは0.0.1)が見えているはずなのでそれを見つける。
- ダミーパッケージの行の右側に下向き矢印とともにバージョン番号が表示されているのでそれをタップ。
- うまくいけばインストールが始まる。ダミーパッケージの背景がプログレスバーになっている。
- インストールが終わる(メッセージが下端に出る)まで待ち、Preのアプリメニューを開くと目的のアプリがインストールされているはず。
お世話になったページ
Tag: Palm HP Pre webOS App Catalog Preware install