ブートローダアンロックはS-OFFと同時にできる、rootingもアンロックできたら普通にリカバリからSuperuserのzipをフラッシュするだけ、ということなので、この記事のキモはS-OFFであるということです。
参照ページ
- HTC J One HTL22のS-OFFが可能に、M7_WLJ専用「revone-wlj」が公開へ S-OFF手順
当ページは上記参照ページの焼き直し(個人的覚え書き)です。感謝。
- [S-OFF] revone - DEVELOPER EARLY ACCESS | Droid DNA > A
ダウンロード
- revone-wlj
- run_root_shell (1.05.970.1用, 1.07.970.4用)
実施条件
- HTC J One: ソフトウェアの番号=1.07.970.4
- 母艦PC(ここではWindows): adbが使えればなんでもよいでしょう。
事前準備
- 設定 > 電源 > 高速起動 をオフ。
- 設定 > 開発者向けオプション > USBデバック をオン。
- ファイルをJ One本体(以下、端末という)へ転送(母艦PCで次のコマンドを実行)。
adb push run_root_shell /data/local/tmp/
adb push revone-0.2.1-wlj /data/local/tmp/
adb shell
cd /data/local/tmp
chmod 755 run_root_shell revone-0.2.1-wlj
revoneの準備
一時root
- 前項に引き続き母艦PCで次のコマンドを実行。
./run_root_shell
- ここでなにがしかのメッセージが表示され、
うまく行けばシェルのプロンプトが # になる。
revone準備
- 前項に引き続き母艦PCで次のコマンドを実行。
./revone-0.2.1-wlj -P
- 成功のメッセージが出ればOK。
- 前項に引き続き次のコマンドを実行。
reboot
S-OFFの実施
- 母艦PCで次のコマンドを実行。
adb shell
cd /data/local/tmp
一時root
- 前項に引き続き母艦PCで次のコマンドを実行。
./run_root_shell
- ここでなにがしかのメッセージが表示され、
うまく行けばシェルのプロンプトが # になる。
S-OFFとブートローダアンロック
- 前項に引き続き母艦PCで次のコマンドを実行。
./revone-0.2.1-wlj -s 0 -u -t
- 成功のメッセージが出ればOK。
- 前項に引き続き次のコマンドを実行。
reboot bootloader
- S-OFFとブートローダアンロックが行なわれていることを確認できる。
付録: revoneのオプション
参照ページ2に書いてあります。
- -s 0 : S-OFF(たぶん)
- -P : 準備
- -u : ブートローダアンロック
- -l : ブートローダのロック(アンロックをしたことがないかのような状態)
- -r : ブートローダ再ロック(アンロックしたという痕跡が残っている状態)
- -t : tamperedフラグのリセット(*** Tampered ***が出ないようになる)
CIDをSuperCIDにする
BLアンロックもできたので必要ないのだが、念のため
(将来のアップデートで穴が塞がれた時のため)に行なっておく。
- 端末はfastbootモードにする。
- 母艦PCで次のコマンドを順に実行。
fastboot getvar cid
- これで現在のCIDが表示される(デフォルトはKDDI_801)
- CIDを22222222にする。
fastboot oem writecid 22222222
fastboot reboot-bootloader
- ブートローダがリブートしたらCIDが変わっているのが確認できるはず。
fastboot getvar cid
- これでも確認可能。
(2013-09-15)
stockイメージのバックアップ
Clockworkmodリカバリを使う
TWRPリカバリを使う
ddコマンドを使う
rooting
(2013-xx-xx)
Tag: HTC HTC J one m7_wlj au HTL22 Google Android ICS JerryBean