参照ページ
ファームウェアのバージョンとSuperCID化・S-OFF・rootingについては
- HTC J Valente : root化について (HTC速報Dev)
- au ISW13HT HTC Jに不具合修正アップデート(2.06.970.4)、確認事項やアップデート方法について (HTC速報Dev)
- 新S-OFF方法「FacePalm」をやってみた。S-OFFせずにSuperCIDに出来る機種は全て対応 (HTC速報Dev)
以下は資料編
- HTC J (ISW13HT) : VALENTE_WX (VAE_WX) (HTC速報Dev)
- HTC J (ISW13HT) VALENTE_WX : Develop関連
- http://unlimited.io/valentewx.htm
ダウンロード
- soffbin3: FacePalmと呼ばれるS-OFFツール。HTCの2012年モデルなどで広く使える。
- RUU 2.05.970.3 - HBOOT 1.17 (unlimited.io): 2.05.970.3の.zipスタイルのRUU。公式の.exeスタイルのRUU(プロテクトがかかっている)からでは作れなかったので貴重。
- CWM-basedリカバリ
- Superuser-3.1.3-arm-signed.zip
環境条件
- 設定 > バージョン番号 > ソフトウェア情報 > ソフトウェアの番号 が2.05.970.3
- SuperCID化済み(HTCJrootkit_v3.1.rarによる)
- ブートローダアンロック済み(HTC提供の方法による)
- S-ON
- rooted
手順概略
- FacePalmによるS-OFF
- RUU(.zip版)を焼いてエラーを誘発。
- soffbin3を実行。
- (root化だけでなく他にもいじっている場合)2.05.970.3のRUU(.exe版)を焼く。
又は(root化だけの場合)リカバリをstockにする。
- OTAを適用してアップデート
- 再rooting。
FacePalm(soffbin3)によるS-OFF
2.06.970.4はS-OFF対策されていませんが、念のためOTA適用前にS-OFFもしておきます。
- 端末(ISW13HT)本体のデバッグモードはonにしておく。
- 端末の電源を切り。voldown + power を長押ししてhbootモードで起動。
- メニューの FASTBOOT を(volupとvoldownキーを使って)選んで電源ボタンを押し
fastbootモードへ移行。
- RUUモードにする(母艦PCから次のコマンドを実行)。
fastboot oem rebootRUU
- 画面が真っ暗になった後HTCロゴが出る。
- RUU(.zip版)を焼く(母艦PCから次のコマンドを実行)。
fastboot flash zip RUU.zip
- FAILED (remote: 92 supercid! please flush image again immediately) とメッセージが出る。画面はいっとき真っ暗になり再びHTCロゴが出る。
- 次のコマンドでブートする。
fastboot oem boot
- 母艦PCのコンソール上には沢山メッセージが出て最後の方に
FAILED (status read failed (Too many links))
と出た後に端末が普通に起動する。
- 端末上にsoffbin3を転送して実行(母艦PCで次のコマンドを実行)。
adb push soffbin3 /sdcard2/
adb shell su -c 'cp /sdcard2/Attic/soffbin3 /data/local/tmp/'
adb shell su -c 'chmod 744 /data/local/tmp/soffbin3'
adb shell su -c "/data/local/tmp/soffbin3"
- メッセージはなにも出ない。
- 端末の電源を切りfastbootモードへ移行する。
adb reboot bootloader
- 画面上端の表示がS-OFFとなっていることを確認。
RUUを焼く
stockにrootingだけしている場合はこの項の手順は不要です。
rootingだけでなくカスタムROMを焼いていたりカーネルを差し替えたりしている場合には、OTA適用を準備するためstock RUUを焼きます。
- 2.05.970.3のRUU(.exe版)を母艦PCで起動。
- あとは画面の指示にしたがう。
リカバリをstockにする。
前項に従ってRUUを焼いた場合にはこの項の手順は不要です。
- RUU.zipを展開して recovery_signed.imgを取り出す。
- 端末をfastbootモードにして次のコマンドを実行。
fastboot flash recovery recovery_signed.img
- fastbootのメニューから REBOOT BOOTLOADER を実行。
- fastbootのメニューから BOOTLOADER を実行してhbootモードへ移行。
- hbootのメニューから RECOVERY を実行。
- 下向き矢印を円の矢印が囲んだアイコンが何秒か出て、
その後、端末の絵に赤い三角びっくりマークのアイコンがでたらOK。
- ここで volup + power を押すと stock recovery のメニューが表示される。
- reboot system now を選んでリブート。
OTA適用
- OTAが降ってきたら画面の指示にしたがって適用。
OTAが終わるとrootがとれない状態になっているはずなので、
次の手順で再rootingをする。
リカバリをCWM-basedにする。
- 端末をfastbootモードにして次のコマンドを実行。
fastboot flash recovery recoverycwm.img
- fastbootのメニューから REBOOT BOOTLOADER を実行。
- fastbootのメニューから BOOTLOADER を実行してhbootモードへ移行。
- hbootのメニューから RECOVERY を実行。
- CWM-based Recoveryが起動すればOK。
再rooting
- 予め外部SDカードにSuperuser-3.1.3-arm-signed.zipを置いておく。
置いてなければ一旦端末を起動してコピーしリカバリに戻ること。
- リカバリのメニューから install zip from sdcard を選ぶ。
- choose zip from external sdcard を選ぶ。
- reboot system now でリブートする。
- root権限の必要なアプリを起動してroot権限が取れることを確認。
(2013-05-19)
Tag: Google Android HTC HTC J au KDDI ISW13HT rooting ブートローダアンロック S-OFF