参照ページ
ダウンロード
前提
- Docomo Galaxy Tab SC-01C with GENGERBREAD.OMKE2 (rooted, with CWM Recovery)
- 執筆時点での最新はAOKP SGT7 build 38だけれども、
これは不安定なところがあるらしいので、build 37を入れることにする。
(2012-06-17)
手順
- build #34以降のAOKP SGT7はファイルシステムがMTDベースなので、
前準備が必要であるらしい。前準備について説明しておくと、MTDなROMを書き込むにはCWM 5以上のリカバリが必要であり、それはovercome kernelに入っているとのことだ。
- 全体のおおまかな手順としては、Stock ROMに戻してからGB_Stock_Safe_V5.tar(これの役割がまだよくわからない)を焼き、さらにovercome kernelを焼く。然る後にAOKPのupdate.zipをフラッシュする。フラッシュメモリのMTD化はAOKPのフラッシュ時に行なわれるようだ(たぶん)。
Stock ROMへ戻す。
私のGalaxy Tabはすでにドコモ版GingerBread(にCFカーネルを入れてrootをとったもの)
であるため、あえてStockに戻す必要はない。ただしここでStock ROMがFroyoである場合にはいくつかやらねばならないことがあるようだ(参照ページのThe Guide
を参照)。
GB-stock-safeを焼く - 失敗
- 母艦PC上でGB-stock-safe_v5.zipを展開しておく。
- Galaxy Tab(以下端末)をダウンロードモードにする(電源を一旦切ってからvoldown + powerで起動する)。
- Odin3(ver.1.85を使用)を起動して、次のファイルを指定する。ファイルは展開したGB-stock-safe_v5.zipの中にある。
- PIT: gt-p1000_mr.pit
- PDA: GB_Stock_Safe_v5.tar
- PHONE: JPZ Modem/modem.bin (注意:ここでどのmodem.binを指定すべきかは端末のモデルによって異なる。The Guide
を参照)
(2012-06-22)
- Odin3のチェックボックスは次のとおり:
- on: Re-Partition, Auto Reboot, F. Reset Time
- off: Dump, Phone EFS Clear, Phone Bootloader Update
- スタートボタンを押して焼き込みをはじめる。
(2012-06-24)
ここでpitファイルの書き込みでFail!した。Overcomeが焼けない(T_T)。
GT-P1000のStock ROMを焼いてからブートローダのプロテクト解除
GT-P1000のstock ROMがHeimdallで書き込めて、
その後ブートローダをプロテクト解除すればOvercomeも焼けるという情報(
参照ページの5番目
)を掴んだのでやってみることにする。
- まず適当なstock ROMを探す。XXで始まるグローバル版の最新P1000XXJQ1がxda(
参照ページの6番目
)にあるので取ってくる。
ブートローダを含むものと含まないものがあるが、
ブートローダを含まないものはダウンロード不能なので含む方をダウンロード。
どうせ展開してから焼くのでブートローダ付きでも捨ておけば良い。
- このstock ROMはXDAではOdinで焼くことになっているが、
Overcomeが焼けなかったのでstockも焼けないだろうと勝手に解釈して
(今からするとOdinでも焼けたかもという気はするが)Heimdallで焼く。
Heimdallによる焼き方は参照ページの5番目
を参考に。
- Heimdall 1.3.2は、焼くROMファイルの形式の整え方がよくわからないので、
ROMの個々のファイルを直接指定できるHeimdall 1.1.1を使う。
- P1000XXJQ1のzipファイルとgt-p1000_mr_PIT.zipとdbdata.zipをそれぞれ展開して
適当なディレクトリに置く。
- Heimdall-frontend 1.1.1におけるファイルの指定は次のとおり。
- FactoryFS: P1000XXJQ1のfactoryfs.rfs
- Kernel(zImage): P1000XXJQ1のzImage
- Param.lfs: P1000XXJQ1のparam.lfs
- Cache: P1000XXJQ1のcache.rfs
- Database Data: dbdata.zipのdbdata.rfs
- Modem: modem.bin
この状態だとStartボタンが押せる。さらに
- PIT: gt-p1000_mr_PIT.zipのgt-p1000_mr.pit
を指定した状態だとRepartition Deviceにチェックが入りスタートボタンは押せなくなるが、これに加えて
- Primary Bootloader: boot.bin
- Secondary Bootloader: Sbl.bin
を指定すればスタートボタンが押せるようになる。さらに、残りもの同士の組み合わせ
が正しいのかどうかは分からない。
- とりあえずは、Repartition Deviceのチェックを外した状態で
ブートローダは指定せずに(上記の最初の6つのファイル指定だけで)
焼く(=スタートボタンを押す)。
- するとHeimdallは成功するが端末の方は画面が一瞬フラッシュしてダウンロードモード画面にもどる。
- そこで端末のpowerボタン長押しで一旦電源を落とし、再度power長押しで起動すると
Docomoロゴ、続いてSamsungロゴが出て起動する。Docomoロゴが出るのはブートローダがSC-01Cオリジナルのままで書き変わっていないことを示しているのだろう。
- 初期設定ウィザードは適当にすすめる。
userdataパーティションは元のまま残っているようなのでいろいろエラーが出るが
我慢してやり過ごしてウィザードを終え、
Androidの Settings > Privacy > Factory data reset で
userdataパーティションを初期化(これは不要かもだが念のため)。
- 自動的にリブートする。今回の起動でも初期設定ウィザードは適当でよい
(このstock ROMは踏み台でしか無いので)。※ここまで(2012-06-26)
- Androidの Settings > Applications > Development > USB debugging をオンにする。
- SuperOneClick-2.3.3.0でrootをとる(けっこう時間がかかる)。
- プロテクトブートローダ対策パッチ
SGT-Bootloader-Patch-v1.00.apk
を端末にインストールして実行。
- パッチプログラムが起動するとまず諸情報が表示される。
そのうちのStatus informationの項は
Bootloaders – SIGNED!
Signed: PBL, SBL, Kernel
Not_signed: SBL_Backup
となっている。
これはブートローダにプロテクトがかかっていることを示しているそうだ。
- Patch Bootloadersの項をタップすると確認を求められるので、
Continueを選ぶとパッチの適用が始まる(ドキドキ)。
- 適用が終わるとリブートするかどうか聞いてくるのでリブートする。
- すると今度はブートローダが書き換わっているのでDocomoロゴは出ず、
何種類かのSamsungロゴが出た後に起動する。途中で何度か画面が乱れるが心配ない。
- リブート後に再度パッチプログラムを起動してみると、Status informationの項は、
Bootloaders -YOU ARE SAFE!
Signed: Kernel
Not_signed: PBL, SBL, SBL_Backup
となっている。これはプライマリとセカンダリのブートローダが
プロテクト解除されたことを示しているのだという。
(2012-06-28)
GB-stock-safeを焼く(再チャレンジ)
手順は再掲。
- 母艦PC上でGB-stock-safe_v5.zipを展開しておく。
- 端末をダウンロードモードにしてから母艦PCに接続する。
(電源を一旦切ってからvoldown + powerで起動する)。
- Odinを使うのでHeimdallのダウンロードモードドライバ
(zadig.exeでインストールしたやつ)が入っているようなら
(この場合はOdinが端末を認識しないのでそれと判る。
またはデバイスマネージャから該当デバイス(SAMSUNG USB Composite Device)の
ドライバがlibusb.orgになっていることで判る)
デバイスマネージャからアンインストールする。
- Odin3(ver.1.85を使用)を起動して、次のファイルを指定する。
ファイルはどれもGB-stock-safe_v5.zipを展開して得たもの。
- PIT: gt-p1000_mr.pit
- PDA: GB_Stock_Safe_v5.tar
- PHONE: JPZ Modem/modem.bin
(注意:ここでどのmodem.binを指定すべきかは端末のモデルによって異なる。
The Guide
を参照)
- Odin3のチェックボックスは次のとおり:
- on: Re-Partition, Auto Reboot, F. Reset Time
- off: Flash Lock, Dump, Phone EFS Clear, Phone Bootloader Update
- スタートボタンを押して焼き込みをはじめる(数分かかる)。
- うまくいくとグリーンの Pass というメッセージが出てリブートする。ここではStock ROM(Samsung JQ1)が起動しているのだという。リブートが終わるまで手を付けないこと。
- セットアップウィザードが出る。ウィザードが終わるまですべて next を押して先へ進む。
CWMの導入(Overcome kernelを焼く)
- 端末の電源を落とし、ダウンロードモードにする。
- Odinを起動し、PDAフィールドに
Overcome_Kernel_v4.0.0.tar
を指定してStartボタンを押す。
- 端末がリブートする。
- 端末がリブートする最中に「Sexyな声」がする、これは
「SamsungのプロプライエタリなRFSファイルシステムを
より堅牢なext4ファイルシステムにコンバートしている」ことを示すのだという。
この間は端末をいじってはならない。
余談: この時点でUSBデバッグをオンにして端末にadb shell mountしてみると、/system, /cache, /data, /dbdata などのパーティションが
全てext4になっていることが判る。
AOKP SGT7 を焼く
- 端末の/sdcardに AOKP SGT7 BUILD 37 すなわち
aokp_p1_build-37.zip
をコピーする。
- 端末をリカバリモードにする
(端末の電源を落とし、volup + power キーをGalaxy Tabのロゴが出るまで押し続ける)。
- ちなみに、このリカバリは Overcome CWM 5.1.2.6であった。
- このリカバリ起動中にはadbも有効であった。
- power offも付いてるし、なんというか必要十分そうなリカバリである。
- リカバリからwipe data / factory resetとwipe dalvik cacheをおこなう
(これを必ず行なうこと)。
- リカバリからaokp_p1_build-37.zipを焼く。
- 数秒後に、端末が再起動しブートループ(リカバリの画面がフラッシュバックする、と参照ページには書いてあるが、私がやってみるとGalaxy Tabロゴと新Cyanogenmodロゴのループであった)
に陥る。ここでvolupキーを押し続けるとリカバリに戻る。
- ここで起動するリカバリは CWM-based 5.5.0.4 に変わっている。Overcomeのリカバリのほうが良かったなぁ。
- まぁこのリカバリでもadbは使える。
- 再びaokp_p1_build-37.zipを焼く。
- リカバリからwipe data / factory resetとwipe dalvik cacheをおこなう。
- リカバリからリブートする。
- リブートしたら電源を切ってリカバリに戻り、
再度wipe data / factory resetとwipe dalvik cacheをおこなう。
- リカバリからgapps-ics-20120429-signed.zipを焼く。
- リカバリからリブートする。
- 初期設定ウィザードが表示される
(2012-07-01),
(2012-07-04)
Tag: Galaxy Tab SC-01C GT-P1000 Samsung Docomo AOKP AOKP SGT7 ブートローダ Odin Heimdall
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